岐阜提灯の歴史

岐阜提灯の起源は諸説あって定かではないが一般的には慶長年間(1600年頃)に創られ江戸時代に入って徳川三代将軍に初めて献上されてその名を知られるようになったと伝えられています。

当時は簡素な白張提灯で彩色もなく、その後明治維新の激動で岐阜提灯も一時は全く衰退したが、明治の中期に天皇の岐阜行奉を契機に勅使河原直次郎爺が復興し改良を加え現在の岐阜提灯の礎となりました。

以来今日まで、岐阜提灯の名は日本国内はもとより世界各国へ輸出され、ギフランタンズとしてその名を知られるようになりました。

平成7年4月5日に岐阜提灯が経済産業大臣から伝統的工芸品に指定されました。